Web制作において、ファイルの形式を使い分けることは重要です。正しいファイル形式の選択は、Webサイトの性能を最適化し、表示速度を向上させ、SEOに有益な要素を提供します。
しかし、どのファイル形式を使用するべきかについて混乱することがあります。JPEG、PNG、GIF、SVGなど、どのファイル形式を選ぶべきかは、そのファイルの目的やコンテンツによって異なります。
この記事では、Web制作におけるファイル形式の選択方法について説明します。Webサイトのロード時間を最適化するために、最適なファイル形式を選択する方法や、サイトのパフォーマンスを向上させる方法を詳しく解説します。
また、異なるファイル形式を使用すると、WebサイトのSEOにも影響を与えます。正しいファイル形式を使用することで、検索エンジンがサイトのコンテンツをより正確に解釈できるようになり、ランキングを上げることができます。
この記事を読むことで、Web制作におけるファイル形式の使い分け方について理解することができ、Webサイトの性能を最適化することができます。また、検索エンジンによるサイトの評価にも影響を与えるため、SEO対策の一環としても役立ちます。Web制作に携わる方や、Webサイトを所有している方にとって、この記事を読むことは大きなメリットがあります。
Web制作において、必ずと言っていいほど使用される画像素材はデータで保存されます。その際に、データのファイル形式がいくつもあって使い分けに迷ってしまう事がありますね。今回は代表的なファイル形式の使い分け方についてご紹介します。
ヒナちゃん写真素材をデータ保存する時、JPGとかPNGとか出てくるけど、どれがいいのか正直わからないですよね？
トシリンデータの保存の仕方で色々分かれているからね。まずデータ形式から説明しますね。
２つのデータ形式の違い
ラスタデータとは、ビットマップ画像と呼ばれていて、画素（ピクセル）と呼ばれる色の付いた升目をタイル状にならべて構成されています。画素（ピクセル）数が多いほど高画質になります。デジタルカメラで撮影された写真などの、画像データはラスタデータ（ビットマップ画像）です。きめ細かな画像表現ができる特徴がありますが、反面ピクセルが増える（高画質になる）分だけデータが大きくなってしまいます。又、拡大・縮小などサイズ変更した場合、点の配置に歪みが生じる為ジャギー（ギザギザ）が出て画像の品質が落ちてしまいます。
主なフォーマット⇒JPG,PNG,GIF,BMPなど
ベクターデータとは、点、線などの情報を使い計算式によって曲線などを表現したデータ形式になります。特徴は、拡大・縮小を繰り返しても画像が劣化しないこと。また、線の表情が非常に滑らかなのも特徴です。但し、主な拡張子に対応していないことがデメリットになります。写真などの細かい色の表現しにくい為、ロゴやアイコンなどの単純な図形に適しています。
主なフォーマット⇒SVG,AI
画像形式の使い分けPOINT
①WebPが使用可能な環境の場合（WordPressなどのCMS）⇒WebP
②写真やグラデーションがある場合⇒JPG
③背景透過の写真、又は写真以外の画像の場合⇒PNG
④アイコンやサイトロゴの場合⇒SVG
【WebP（ウェッピー）についてはこちら】
Web制作において画像は、それぞれのファイル形式の特徴に注意しながら保存することが大切です。Webサイト制作の参考になれば幸いです。