WebP(ウェッピー)とは

画像のファイル形式タイトル

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WebP(ウェッピー)は画像のファイル形式

ホームページの表示速度は、SEO対策においても重要な項目です。ファイル形式で一番容量を使うのがやはり動画や画像ファイルです。特に画像はよく使う要素です。

2010年にGoogleが開発したWebP(ウェッピー)は、サイト制作においてもSEOの観点から推奨されています。画像の圧縮率が高く、表示速度の高速化できます。又、発表当時は、一部のブラウザー(Safari、EIなど)が非対応だった事から、利用率が低かったのですが、2023年1月時点では、主要ブラウザーでも対応しています。

WebP(ウェッピー)のメリット

①Webサイトへのアップロードの際、写真やイラストなど背景透過の有無や容量などファイル形式を考えて選ぶ必要がありました。しかし、WebPの場合、JPG,PNG,GIFのそれぞれの特徴をカバーしており、フォーマット選択で悩まなくなりました。1本化することで作業効率も上がります。WordPressの場合は、後述の「WordP変換プラグイン」を使えばさらに作業時間も短縮できます。

②背景の透過はPNGでもできますが、高画質で保存するとデータ容量が大きくなるデメリットがありました。WebPの場合は軽量化を図りながら背景透過が出来るというメリットがあります。

③アニメーションはGIF画像で保存が主でしたが、色数が256色と限定されるデメリットがありました。WebPの場合は、フルカラーでアニメーション対応が可能となりました。

④JPG画像の場合など圧縮してファイルサイズを落とすと、画質まで荒くなってしまって、元にも戻せないなどのデメリットがありました。WebPの場合は、正しく変換することで圧縮率を高めても画質を保ったまま保存することが出来るようになりました。Webサイトの場合は特にページの読み込み・表示スピードに影響してくる為、非常にメリットがあります。

おすすめ画像のファイル形式変換サイト

サルワカ道具画面

「WordPress」の画像変換プラグイン

オススメのプラグインは「EWWW image Optimizer」です。設定により画像のリサイズやファイル形式をWebP(ウェッピー)に変換してくれます。

▼「WordPress」管理画面→「プラグイン」→「新規追加」→検索窓に「EWWW」と入力。

▼「今すぐインストール」→「有効化」

「EWWW image Optimizer」の「設定」→「基本」

WebP 変換→「ほかのブラウザでは元の画像を提供し、対応するブラウザ用では画像を次世代の形式に変換します。」の項目にチェックが入っているかチェックする。

以上プラグインを導入し設定をするだけで完了です。その他の機能として

遅延読み込み→画像が表示領域に入った (または入ろうとしている) 時にだけ読み込まれるため、読み込み速度を改善します。

画像のリサイズが出来る為、幅の上限、高さの上限(ピクセル単位)で設定できます。

※ご注意:テーマによっては、画像が表示されない時があったりします。私も過去に「cocoon」というテーマで表示されないトラブルがありました。その時は「EWWW image Optimizer」を一旦、無効化し再度設定し直すことで正常に表示されるようになりました。プラグインの場合、他のテーマや他のプラグインとの競合問題もあります。画像の表示の問題があるときはチェックしてみてください。

今回紹介したプラグインの他にも「TinyPNG」、「Imagify」などあります。サイトが重い、表示速度が遅いと感じた時は、ご自身の状況に合わせて試してみてはいかがでしょうか。

【画像の設定(代替テキスト)についてはこちら】

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